愛媛県大洲市の肱川沿いで菜の花が見頃を迎えている。約6ヘクタールにわたり咲き誇る五郎地区の河川敷には今年も見物客が続々。春風にそよぐ菜の花の手招きに誘われて「春だなあ」「春やねえ」と畑の小道へ分け入っていった。
地元農家でつくる「五郎花を愛する会」が1991年から育てている菜の花は大洲の名所として知られ、市外の人々も大勢訪れる。見物客は「広い空と風と香り。まるで自然の懐に入ったようだ」と散策を楽しんでいた。
五郎の河川敷では13日午前10時~午後2時、「五郎菜の花まつり」が開かれる予定。うどんや野菜のバザーもあり、餅まき、お菓子まきは正午と午後2時の2回。